2019.09.10
T8200PROご活用例のご紹介
T8200PROはLF帯・HF帯の共振周波数検査機として、ICカードやICタグ以外にもご活用できます。
カードやタグ側の共振周波数がズレていないという事も大変重要ですが、読取り側共振周波数の方も正しく動作していることが重要です。この様な検査の為にご購入頂くケースも増えており、ご相談に応じております。
※そのほか、パワーインダクター、非接触給電コイル、超音波センサーなどの一部の製品の検査にもお使い頂く事が可能です。
弊社の検査機はICカード対応のイメージが強いのですが、実はコイン型や小型タグなどの特殊なタグの検査も可能です。
その場合、測定物に合わせてアンテナ形状を加工いたしております。
アンテナ加工が必要な場合は、実際のタグをご確認させて頂く事で対応が可能です。
ホームページに掲載されていない特殊なアンテナの在庫も御座います。
新たなアンテナを作成しなくても対応できる場合も御座いますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社の検査機を組込み、生産現場で連続測定するなどの検査機の設計・製造も請け負っております。
異形状で測定物が固定しにくい等のご相談にも応じております。
2018.02.13
新製品「3点ローラ耐久試験機」
【カードセット】
【8N荷重試験】
【操作・表示部】
ISO/IEC10373-1、又はJISX6305-3 準拠
ICカードのモジュール部の加圧特性に関するストレス耐久試験をおこなう装置です。
カードが3個の送りローラの間を周期的に移動しモジュール部の機械的信頼性を測定します。
ガイド部品の交換で6端子カードも対応可能です。
安全機構として、非常停止スイッチとインターロック式カバーを採用。
本製品は受注生産品につき、納期は弊社営業担当まで。
仕様
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基本機能
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試験数 : 1枚
試験速度 : 固定 30回/分、可変 10~50回/分
加圧試験部 : 8N荷重(ウエイト)
オプション : 15N用ウエイト
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操作パネル
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開始スイッチ、停止スイッチ、メイン電源スイッチ
速度固定可変選択スイッチ、速度調整ボリューム
6桁カウンタ(表示、回数設定ボタン)
非常停止スイッチ
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その他
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停止時は原点に復帰する。(非常停止時を除く)
ガイド部品の変更で8端子カードと6端子カードに可能。
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安全機構
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非常停止スイッチ、インターロック式カバー
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外形寸法
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本体:W330.0×H432.0×D322.0 (mm)
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電源
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AC100V
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2017.10.30
U8200UD 生産中止のご案内
拝啓
毎々格別のお引き立てに預かり厚くお礼申し上げます。
さて、弊社取り扱いの「共振周波数検査機T8200UD」については近年のWindows OSのバージョンアップに伴い、最新のWindows OSでのアプリケーションソフトのサポート対応が困難な状況となっております。 この様な状況の中、今後も安心して弊社製品をご利用頂けるよう後継機のT8200PROの生産に集中・強化させ、お客様にご不便をお掛けしない体制を構築したく2018年3月のご注文をもってT8200UDの生産中止をご案内申し上げます。
長年に渡り、ご愛顧賜わりましたこと誠に御礼申し上げます。 なお、修理・校正サービスについては最終ご注文受付日から8年後をもって終了とさせて頂きます。引き続きご利用のほどお願い申し上げます。 お問合せご注文については、下記の営業窓口にてご用命ください。
①生産中止品:共振周波数検査機
T8200UD
②推奨後継品:共振周波数検査機
T8200PRO
③最終ご注文の受付日:2018年3月31日
※在庫がない場合は約3ヵ月の納期が発生します。
敬具
株式会社テストラム
〒561-0871大阪府豊中市東寺内町14-29
TEL 06-6821-3557
FAX 06-6821-3561
2017.06.01
T8200PRO LF帯・HF帯 [共振周波数検査機] 非接触ICカード、NFCタグIDリード対応
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この1 台で、 LF 帯・HF 帯の検査(検査項目:共振周波数、減衰量、Q値、オプション:ID読取)が可能です。
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本体に方向性結合器を内蔵し、透過特性または反射特性の検査が可能です。
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検査結果、検査波形が自動的にログファイルに保存されます。
T8200PRO本体
※ 標準タイプの他に接点入出力(DIO)装備タイプもあります。
※ 検査用プローブ アンテナ[カード用] , アンテナ[タグ用]は別売です。
※ この機器について詳しい情報は、
技術情報をご確認下さい。
検査用プローブ(アンテナ)と検査対象(非接触ICカード、RFIDタグ)を磁界結合させ、 周波数スイープして透過特性または反射特性を検査します。
※ RFID以外の自己共振周波数の検査にもご使用いただけます。
仕様
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測定方式
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磁界結合による非接触共振周波数測定
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測定内容
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透過電圧または反射電圧の振幅
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検査項目
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共振周波数、減衰量、Q値、オプション:固有ID(UID, IDm)読み取り
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UID 読取対応プロトコル 注 1)
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ISO14443A(MIFARE Classic, MIFARE Ultralight): UID
ISO14443B: PUPI
FeliCa: IDm
ISO15693(Tag-it HF-I Plus/Pro, I・CODE SLIX2): UID
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測定ポイント数
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100~2048 ポイント
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検査時間 注 2) (測定ポイント数=1000 の場合)
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ID読取検査なし:0.5 sec(typ)
ID読取検査あり:1 sec(typ)
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検査結果・検査波形保存機能
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検査ログファイル(csv):
検査時刻, ID, PASS/FAIL, 共振周波数, 減衰量, Q値
波形データ:csv, jpg形式
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周波数設定範囲
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10 kHz ~ 1200 MHz
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印加パワー(@50Ω負荷)
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-30~+15 dBm
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DIO 回路形式
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絶縁(フォトカプラ)入出力
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DIO 端子絶対最大定格
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入力端子:入力順電流 50mA 出力端子:順電圧 80V、逆電圧 7V、順電流 50mA
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システム要件
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PC(OS): Windows7, Windows 8.1, Windows10
USB2.0以上
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電源
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USB バスパワー(消費電流 500mA 以下)
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付属物
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本体、USB ケーブル、同軸ケーブル(500mm 2 本)、 Windows インストール CD
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寸法、重量
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125(W)×165(D)×40(H) mm 突起含まず 0.8kg
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注1)本器はRFIDリーダ・ライタではありません。検査対象の通信性能を評価することを目的とした機器ではありません。検査対象によっては、UIDが読み取れない場合があります。
注2)検査時間は、ご使用のPCや本器の検査設定内容、検査対象の特性等に依存します。
※デザイン・仕様は、予告なしに変更される場合があります。